悲壮感のないガンバリ

その病院は患者にとって日本一いい病院として知られるようにもなっています。


・・・じつは私も偶然、スキーで靱帯を切った時、この病院にかかった経験があります。


確かにそこは普通の病院と違っていて、生まれて初めて靱帯を切り、その強烈な痛みと脚のつけ根からギブスをつけることへの不安で青ざめていた私に・・・


そこの医師は異様に明るく饒舌に話しかけ、これって別に大したことないんだ、そんなに大きな覚悟をしなくていいんだと思わせてくれました。


・・・おんぶされなきゃ歩けない悲惨な状態なのに、なぜか晴れ晴れした気持ちで東京へと帰ってきました。


不思議でした。


たぶん"ガンバらない"は、一生懸命自分を癒すことじゃなく、ただ"悲壮にガンバる"のをやめることに他ならないのでしょう。


・・・特に女の場合は、"悲壮なガンバり"は顔に出ます。


キレイでも痛々しいのです。


しみがあったって、悲壮感のない女性の方が表情が美しいのはこんなワケがあるのですね。