2011年8月アーカイブ

その病院は患者にとって日本一いい病院として知られるようにもなっています。


・・・じつは私も偶然、スキーで靱帯を切った時、この病院にかかった経験があります。


確かにそこは普通の病院と違っていて、生まれて初めて靱帯を切り、その強烈な痛みと脚のつけ根からギブスをつけることへの不安で青ざめていた私に・・・


そこの医師は異様に明るく饒舌に話しかけ、これって別に大したことないんだ、そんなに大きな覚悟をしなくていいんだと思わせてくれました。


・・・おんぶされなきゃ歩けない悲惨な状態なのに、なぜか晴れ晴れした気持ちで東京へと帰ってきました。


不思議でした。


たぶん"ガンバらない"は、一生懸命自分を癒すことじゃなく、ただ"悲壮にガンバる"のをやめることに他ならないのでしょう。


・・・特に女の場合は、"悲壮なガンバり"は顔に出ます。


キレイでも痛々しいのです。


しみがあったって、悲壮感のない女性の方が表情が美しいのはこんなワケがあるのですね。


わたしは、"ガンバらない"でキレイになる見本を初めて見つけました。


・・・最近の宮沢りえです。


あの悲劇から、りえさんはずっと健気にガンバり続けているかに見えました。


ひっつめ髪に赤い口紅・・・


それはガンバっているけれど幸せをつかめない女性の典型的スタイルのように見え、ずっと気になっていました。


しかし新しいコーセーのCMで見るりえさんは、"ガンバらない美しさ"を見事に表現。


キレイ自体に悲壮感がなく、明らかにキレイが楽しい。


レーザー シミ治療でもしたのでしょうか。


もちろんそれはCM製作者に作られたものでしょうが、何だかとてもホッとしました。


ちなみに『がんばらない』は、長野県諏訪中央病院の前院長が書いた本のタイトルとしても話題になりましたが・・・


それは医者や看護婦に


「ガンバって」


・・・と言われてきた入院患者が、涙をこぼしながら「ガンバらないとダメですか?」と言ったことで、医者が新しい医療の形に気づくといった内容でした。